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カスタマーレビュー
※ カスタマーレビューは他のお客様により書かれたものです。ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
想いは残る |
2009-11-01 |
“なぜMASAKIが最終話タイトルなのか?”がアンドロイド開発計画の絡みと共に明らかにされます。
イヴに集う面々と距離を置いてきたMASAKIが抱えてた心の中にあるものとは何なのか。MASAKIが頑なに閉ざしてしまった心に何が起きていたのか。人に対する優しさや思い遣りをヒューマンの利便性と引き換えに捨て去り、忘れているのは“どちら側”なのか?
第1話から見え隠れしながら提起されていた“ヒューマンとアンドロイドの心の温度差”の問題が、「より明確なテーゼ」として素晴らしい色使いと画面の中に練りこまれ提起されています。
今回の主人公の“一人”、テックスの涙の跡にも見える頬のラインと見上げる目・美しい色彩が切ないです。
イヴに飛び込んだテックスの届けたくても届けることができない叫びと想いが、最後の場面で搾り出すようにMASAKIの心に響いて沁みこんでいきます。愛情を注がれる筈の最も身近な大人によって塞がれてしまったMASAKIの心は溶解し、流した涙はとても優しく、差し出した手は愛情に溢れています。暫く間があって繋いだテックスの手には愛情と優しさが描かれ、それが温もりを伴って画面から伝わってきました。“イヴという空間”ならではの垣根を越えた、互いの想いが再び邂逅した瞬間が心に沁みました。
一転して、ストーリーラスト近くのCHIEちゃんを巡る“事件”には心が貫かれたように痛くなりました。
最終act06になって、いつもサミィに対してつれない態度を取っているリクオの妹が見せた心の変化とサミィの笑顔に幾分の救いが込められていたと思います。
イヴの時間はこのままでは絶対に終われませんね。この後の展開がどうなっていくのか、こちら側としても想いが残ります。
アンドロイド、ヒューマノイド、ヒューマンの“心の交流”が滑らかになるにはどうしたらよいのか?を問いかけつつ、ウェポンウォーズに陥ることなくハートストーリーとして最終帰結を求め作り続けて欲しい作品だと思います。 |
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