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FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録 [DVD] アニメDVD発売日

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HOME > ショッピング > アニメDVD > 2007年08月08日(水) > FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録 [DVD]
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FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録 [DVD]

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発売日2007/08/08 1500円以上配送料無料
カテゴリ DVD
形式Color、Dolby、Widescreen
監督 高橋良輔; 寺田和男
発売元アニプレックス
定価\ 7,140(税込)
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カスタマーレビュー

※ カスタマーレビューは他のお客様により書かれたものです。ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

クフラの意味 2009-05-10
恥ずかしい話ですが、クフラの意味がよくわかりませんでした。
サブタイトルにもある「1千万のクフラの記録」なのですが、この意味がよくわからないまま見終わってしまいました。シリーズを見ずにこの再編集版だけ見てしまったせいでしょうか?
話の流れとしては
・女性カメラマンが軍専属の戦場カメラマンとして同行し、戦場とそこで戦っている者たちの真実に少しでも近づこうとする
・カメラフレームの中で戦争の不条理について表現していく
・先輩カメラマンのフレームで補足していく
というものだと思うのですが、多分表現したいものが多すぎて「これ!」というものが逆に心に残らないまま見終わってしまったという感じです。

戦争の深みに近づくというテーマも、味方に死者がでず敵方はバンバン打ち倒すシーンからみても今ひとつだし、カメラマンとしての成長の話にしても終盤の先輩のセリフ「おまえの撮りたいものを撮れ」的なシーンだけでの表現だし、、、。
やっぱり「クフラ」の意味が十分わからないまま見終わってしまったことに大きな負け要因があったのだと思います。かといって、もう一回は見れない、、、、、、。

アニメ的リアリズム? 2009-03-14
一人称視点をアニメで表現するとどうなるかという実験的作品。ただし主人公であるカメラマン白洲冴子(田中麗奈)だけの視点ではなく、ナレーターおよびサブストーリー視点で赤城圭一(石塚運昇)の視点が交錯する。擬似ドキュメンタリーという作風自体は目新しいものではないが、それを3D時代のアニメでどこまで作品として意味あるものとできるのかあるいは出来ないかがこの作品の全て。
結論から先に述べれば、リアリズムを追求するアニメに2D的キャラクターというのは予算以外なにかワケがあるのだろうかに尽きる。
ビデオカメラ風に揺れる画像に主観的視線を託すのはこの手の強いメッセージ性を身上とする作品の手法として間違っているのは思わないが、そのキャラがアニメチック(というかアニメそのもの)である意味は何なのか。特にリアルに描かれた背景や3Dモデルで作られたメカの前でいきなり2Dのキャラクターがぎこちなく動き喋るのは違和感たっぷりで、もう物語を追うどころじゃなくなってしまう。まぁオタクの気持ちは中途半端な視線の理解の彼方にあるということか(笑)

『メタ・リアルロボット・アニメ』 2008-11-13
2006年から有料配信放送およびソフト展開してきたロボットアニメ「FLAG」の再編集劇場版です。80年代のリアルロボット路線アニメ作品を牽引してきた巨匠・高橋良輔総監督と、国内外で評価を得ているベテランのアニメ監督寺田和男監督率いるアンサースタジオの才能が結集して、この世界に類を見ないユニークなアニメが完成しました。本作は全13話のシリーズを再編集した劇場版で、割愛された部分もありますが基本的には作品の魅力を時間相応で十分に伝えれられる内容にまとまっています。高橋監督は昔から総集編製作時の優れた構成には定評がありましたし。

物語は、国連の介入によりようやく停戦状態となった中央アジアの小国が舞台です。和平の原動力となったのは、新人女性カメラマン白州冴子によって撮られた1枚の旗の写真でした。その旗『FLAG』は平和のシンボルとして国連に利用されてきましたが、武装勢力のゲリラによって奪われてしまいます。
FLAG奪還のために動員された特殊部隊シーダック・彼らが運用するロボット兵器ハーヴィック・そしてそれを同行取材することになった白州冴子の活動を、記録された写真・映像資料を基にドキュメンタリー風に構成した物語が本作です。そしてこの「実在しないアニメ映像による、フィクションとしてのドキュメンタリー」という製作スタイルが、本作の最大の特徴だといえます。

「擬似ドキュメンタリー」としてのスタイルは、ロボット兵器が存在する世界にまず現実の延長として視聴者を誘います。カメラレンズとフィルムを通して観せられた空想の戦争が、我々がTV報道でしか見られない現実の戦争と同等のリアリティを持ちうる。劇中で登場するロボットは緻密に設定・表現されており、テレビのチャンネルを変えれば日々のニュースにも登場していそうな現実感を持っています。しかし本作の演出の魔術はそれだけではありません。

実際のところ、劇中のシーン全てはアニメであり、フィクションの創作物です。しかし創作物ですから、制作者は何らかの意図を持って各シーンを描いているはずです。しかし、劇中で視聴者が見ることの出来るシーンは全て『作品世界中で何らかの機器が撮った映像』で構成されています。制作者の演出表現と視聴者の合間に、作品世界の登場人物や主人公が映像を撮った理由・演出意図が(仮想的に)存在しているのです。
この多層化した演出表現によって、「FLAG」は他のアニメでは類を見ないほどに濃密な演出の行われた作品になっています。『今画面で私が見ているのこのシーンは、一体誰が何を見せようと思って存在しているのか? 制作者(監督)か、撮影者(主人公/登場人物)か、作品世界中の仮想的な番組制作者なのか? その全てなのか!?』この演出空間の魅力に囚われてしまうともう、たとえ床に箸が落ちただけでも画面に見入ってしまうほどで(笑)。

このような深読みの視聴は、どんな作品であってもそのファンならやっていることでしょう。そこまでのめりこめる作品でなければ、多くの人の心を長い期間引き止めることは難しいはずです。その懐の深さが作品の魅力であり醍醐味だと言うは易いが、それのみが本質的な部分だと言い切られると、今度は客を選んでしまいエンターテイメントとしては減点材料でしかありません。
「FLAG」はテーマやその表現形態の異常さゆえに、客を選んでいる部分があるのは否定できません。しかし本作は、もしかしたら日本で初めて「のめりこんだ人に際限ない魅力を与えることに本格的に取り組んだアニメ」かもしれないのです。どれだけ多くの人がこの視点に順応できるのか私にはわかりません。ただ事実として自信を持って言えることは、1時間40分で約7千円の劇場版は、総時間にして6時間で全巻4万円のシリーズDVDよりも安く手軽であるために、体験版や導入としてお勧めできるということだけです。

※全部観た方なら、多分TVシリーズと劇場版は全く視点の違う物語であることに気付かれるのではないかと思います。つまり、劇場版を買ってからTVシリーズを揃えたとしても、損しているわけではありませんのでご安心を。

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