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カスタマーレビュー
※ カスタマーレビューは他のお客様により書かれたものです。ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
クエストがひとつ終わっても、生きることは続き、冒険も。 |
2008-12-15 |
堂々の完結、という感想を持てる、ボリューム満点、その分の盛り上がりと謎解きが満載の第三部完結編。
第一部が文明圏コーヴェアの、塔の街シャーン。魔法が原動力といいつつ、工業が成立する前夜で、第一次世界大戦直後のような、戦争のにおいが残るきな臭い都会が舞台。魔法や幻獣まで登場しての事件と、第三部までの長い伏線の両方が描かれていたのが、第三部まで読むとよくわかります。
第二部は、南方の海の向こうの開拓地ゼンドリック。巨人の古代文明が遺跡として残るこちらでは、魔法とD&D独自の像をもつダークエルフ、それも“エベロンの”一風変わったドラウが描かれます。
そして第三部。いよいよ舞台はひとつの世界を飛び出し、デイン率いる一行は、隣接している次元界までいくは目になります。それも、文字通りエベロンという世界へ迫る滅びを回避するために……。
読んでいると、あまりルール的なところを意識しないのですが、あとがきで呪文とシーンの対応について書かれているのを見ると、ほかの呪文のシーンも同様だとわかります。ですが、上手に小説に昇華されていて、TRPGとの関連を意識しなくても、ひとつの冒険ファンタジーとして胸躍らせながら読めます。
とくに主人公たちはラストシーンまで行っても、つづけてがんばれ、と応援したくなります。 |
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