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カスタマーレビュー
※ カスタマーレビューは他のお客様により書かれたものです。ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
1件あります。
ひたひたと近づいてくる愛情のようなものって・・・? |
2009-12-27 |
何もない島に全てが嫌で逃げてきた有名芸能人の小早川と、その島の祖父母のところに身を寄せている元カメラマンの宮緋。
全く違う性格の二人が次第に惹かれあっていく日々を綴った作品。
小さい島の生活や風景が目に見えるようで、読んでいてもその穏やかな情景が手に取るようにわかる。
風景描写が綺麗。
ちょっとした出来事や、日々普通にこなす事で触れ合うことで次第に二人の会話がかみ合ってきたりと、歩伏前進のように二人が近づいていく亀の歩みの恋。
昔仕事のパートナーを異常な状況で失くしてから一度も島を出ていない殻に閉じこもったような宮緋がもう一度外に目を向けてみようかと思えるようになるまで、そしてその理由は小早川だというのがメインストーリーだと思うのですが、小早川も自分の存在価値を見失って困ってこの島にやってきている。
ある意味、穿ってみれば傷の舐めあいな部分があります。
お互いにお互いの状況に同情して叱咤して一緒にガンバろう・・みたいな。
そういうのがウザイ人にはおススメしません。あとちょっとできすぎじゃんって部分もあるので、現実感薄い話がダメな人はスルーする方がよいです。
でなければ、じわじわと近づく二人の関係ってのは読んでいて何もないからこその感動があります。
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