もうひとつの鑑賞の視点としては、「人間は何を判断基準として行動するのか」というところでしょうか。
普通は「正しいと思ったことをする」わけですが、そもそも何が正しいかなんて、その人の置かれた立場とか思想とか単なる思い込みとか、いろんなもので変わってしまうし、みんなでひとつの「正しいこと」なんて共有できないと個人的には思うのです。ひどいなあ(笑)
この漫画は最初っから、登場人物が自分が得るべき利益を模索し、定義し、利益のために冷徹に行動する、という物語だと思うのですが、6巻以降の"El Baile de la muerte(死の舞踏)"は特にその傾向が強い気がします。