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カスタマーレビュー
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都市伝説風恐怖噺 |
2008-06-20 |
噺は、怪奇小説サイトのオフ会のメンバー五人が集まり、百物語のような形式でそれぞれの噺を披露していくというような、短編というかたちで展開していきます。
集まった人数は五人ですが、そのうちの一人は聞き役の少女なので、噺は四つ、タイトルと内容を簡単に説明すると、「クックロビンの埋葬」死体のようなものと生活する男性と、その男に好意を持ってしまっった女性、そして美しい死体のようなものの、痴情のもつれの噺。「ヘッドハンティング」首刈の怪人に首を刈られた少年の噺。「子供たちに町」社会上のマナー違反をする大人を、無表情になった子供が、制裁していく、そしてその対象になってしまった男性の噺。「七不思議の向こうで」本当の七不思議に遭ってしまい、次々に怪奇を体験していくという少女の噺。そしてその前後の、現実での聞き手の少女の体験。これらはそれぞれの噺の主人公の視点で展開されます。
それぞれ起承転結が、はっきりしていて、文章も、噺自体もわかりやすく読みやすいです。それに、それぞれの展開がホラー映画のようで、場面の想像も自然にできとても怪奇を楽しめました。特に私は、「子供たちの町」が意味不明で、絡みつくような、不透明な危機と抗えない問答無用な事象が、一番寒気がしました。できれば、またこの著者のこの手の小説を読みたいです。
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